ITストラテジスト合格体験記

情報処理技術者試験 2018年 春日程

情報処理技術者試験 2018年(平成30年)の春試験日程が決まりました。

 

平成30年4月15日(日)です。

 

試験合格への道のりの第一歩は、 受験応募を忘れないこと。

 

◆インターネット: 1月11日(木)10時 〜 2月19日(月)20時

 

◆郵送:1月11日(木)〜 2月8日(木) 消印有効

 

忘れないようにしましょう。

 

さて、

 

合格までの道のり、その2は通信教育を受けること。

 

 

TACさん、おすすめです↓↓

 

 

ITストラテジスト試験は秋試験群ですが、継続している勉強の成果を確かめる意味でも、また試験の緊張にも慣れておくためにも、春試験も何か受けておきましょう。論文系試験を目指す場合には、応用情報技術者試験(AP)プロジェクトマネージャ試験(PM)あたりがおすすめです。がんばりましょう。

ITストラテジスト、情報処理技術者試験の注目の資格です。

ITストラテジスト、情報処理技術者の注目の資格です。

 

情報処理技術者試験は、2009年春から制度変更が始まり、同じ年の秋試験から全面的に新試験制度での実施となりました。その制度変更とともに登場し、定着してきたのが「ITストラテジスト」です。2014年秋試験には、もう5年目を迎えることになります。

 

情報処理技術者資格、高度論文系の最難関(?)であるITストラテジスト合格までの道のり。

 

最難関と書きましたが、試験の傾向と対策を見極めることで、ちゃんと準備をすれば必ず合格できると確信しております。

 

実際に合格を勝ち取った体験(学習方法)をおさらいしながら、合格へのステップをお伝えしますね。

 

ITストラテジスト合格まで、がんばりましょう!

 

【ITストラテジストの人材像】

 

2009年の情報処理技術者試験、制度変更のキーワードは、ベンダー(開発・運用担当者)側の試験と、ユーザ(利用企業の担当者)側の試験を一部統合したところにありました。
その最たるものが、旧制度におけるシステムアナリスト(ベンダー側)と上級システムアドミニストレータ(利用企業の担当者)の資格をITストラテジストに一本化したところにあります。

 

今までは、ベンダー開発側とユーザー企業側で、とかく対立構造にあったものを、同資格で網羅し、共通のモノサシで会話・コミュニケーションができる時代になったということでしょうか。実態はともかく、理想・理念としては、正しい方向感だと思います。

 

また、情報処理技術者試験を運営する「独立行政法人 情報処理推進機構」によりますと、ITストラテジストの人材像(対象者像)は、

 

「高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。また、組込みシステムの企画及び開発を統括し、新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者」

 

と規定しています。

 

これを分解しながら、ITストラテジスト像を明らかにしつつ、次項以降の試験対策につなげてみましょう。

 

1.「高度IT人材として確立した専門分野をもっている」人

 

実は、この表現は、他の情報処理技術試験(プロジェクトマネージャ、システムアーキテクトなど)と同じです。つまり、高度IT人材とは、推進機構が定義しているスキルレベルが共通的に一定以上である(正確にいえばレベル4以上)ことを示しています。高度IT人材の各資格は、資格の中身は違うにせよ、土台としてのスキルレベルは同一のものを要求されていることになります。では、これを試験のどこで評価しようとしているのでしょうか。

 

そうですね、午前Tです。午前Tが共通化されたのには訳があって、「あなたは高度IT人材として確立してますか」という問いにたいして、午前Tをクリアすることによって「はい!」と胸を張って答える必要がある訳です。

 

2.「企業の経営戦略に基づいて、〜基本戦略を策定・提案・推進する」人

 

何に基づいて基本戦略を立てて、顧客(であったり自社であったり)に提案・推進していく人なのか?「企業の経営戦略に基づいて」、です。ここで言いたいことは、企業の経営層とITについて議論が出来る人材であるということが一点め。もうひとつが、IT戦略や個別の事業戦略ではなく、リファレンスすべき、原典としてあたるべきモノは「企業の経営戦略」にあるという点です。

 

裏を返せば、ITの知識だけではなく、企業の経営戦略を読み解く力を試験で求めますよ、ということですね。

 

3.「ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、〜基本戦略を策定・提案・推進する」人

 

ここでは、「特定の」が鍵になります。ビジネスモデルや企業活動における「すべての」プロセスについて、やる必要はありません。経営戦略に基づいた上で、その1つのパーツとして、「営業」プロセスだったり、「販売」プロセスだったり、「購買」だったり「物流」だったりについて、基本戦略を策定・提案・推進していけばいいことになります。

 

試験対策にもどれば、現在までご自身で経験したプロジェクトを振り返り、最も得意とする業務プロセスをあらかじめ用意しておくことが、午後T、また特に午後U(論文)対策に必要になってきます。ここは別項で詳細に。。

 

4.「情報技術を活用して〜基本戦略を策定・提案・推進する」人

 

ごくごく当たり前ですが、「情報技術=IT」を活用する必要がある訳です。まあそりゃそうですよね、情報処理技術者試験ですから。ただ、ここを抑えておかないと、論文の中で、「改善のポイントを示せ」と言われて、苦し紛れに、社員の要員配置や財務の見直しや、それこそ企業買収を書いてはいけないことが分からなくなります。あくまで「(ITを活用した)改善のポイント」を示さなければいけないのです。

 

5.「情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する」人

 

ここもあたり前なのですが、「特定のプロセスを」結果的に、「改革・高度化・最適化するたんめの」活動をしなければなりません。午後Tのなかで、問題文の中から課題を抽出する問いが出されるケースが多々ありますが、これは活動の結果として改革・高度化・最適化するための潜在・顕在化された課題を見つけ出す人材でなければならないからですね。

 

6.「また、組込みシステムの企画及び開発を統括し、新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する」人

 

最後です。組み込みシステムが、2009年度の制度設計から明確に入ってきました。この結果、午後T・午後Uの問題選択の中で、組み込み系の問題が必ず1題は選べるということです(選ばなくてもかまいません)。よって、過去・現在に組み込み系の仕事をされている方は是非選択対象として考えてください。

 

 

 

さて、実際の午前・午後の対策を考える前に、長々と「ITストラテジストとは」を書いてしまいました。飽きずにお読み頂きありがとうございます。でも、実際のところ、この「ITストラテジストの対象者像」を確認しないまま、対策を打っても、効果的な学習ができないと考えています。根性論のウサギ飛びにならないように、ときどき「ITストラテジストとは?」を参照することをお勧めします。

 

 

では、以降、ITストラテジスト合格にむけた勉強法、午前T、午前U、午後T、午後Uに従い、まとめてみますね。